2024年3月まで、ジャムズネットカナダが実施いたしましたカナダ連邦政府のDementia Strategic Fund助成による「認知症サポーター養成プロジェクト」には多くの方にご参加いただき、カナダ各地の日系コミュニティで合計1200名以上の認知症サポーター（チームオレンジ）を育成いたしました。

プロジェクトの終了後も持続的なコミュニティのつながりを維持するため、モントリオールではすでに定期的な「チームオレンジ」交流会（月1回程度）が行われています。

 

次回の交流会は5月28日（水）11:00-14:00です。

今回の交流会では、「パソコン・タブレットなどの操作が苦手」というシニアを対象としたセッションを開催します。

パソコンの電源の入れ方、ブラウザの開き方、メールの読み方など、基本的な操作をご紹介し、デジタル版のニュースレターの閲覧を始められるようサポートいたします。講師の方、生徒の方、どなたでも大歓迎です。パソコンやタブレットをお持ちの方は、ご持参ください。

また、ご自身で召し上がるものや、他の方とシェアできるものをご持参ください。昼食は簡単に済ませ、12:00からセッションを開始する予定ですので、よろしくお願いします。

なお、「チームオレンジ」の交流会とても緩やかで自由な集まりです。パソコンのセッションにご興味のない方も、いつものようにおしゃべりを楽しみに、ぜひお気軽にお越しください。

 

参加連絡・お問い合わせ：

mnishi.jamsnetcanada@gmail.com

514-728-5580 (JCCCM)

詳細はモントリオール日系文化会館（Japanese Canadian Cultural Centre of Montreal）のサイトをご覧ください。

 

今後、カナダの他地域でも同様の取り組みが検討されています。

また、「チームオレンジカナダ」のウェブサイトとFacebookグループも合わせてご利用ください。

厚生労働省の認知症啓発プログラム「チームオレンジ」について

チームオレンジの目標は一般市民に認知症の理解を深め、地域全体で認知症の人を支えてもらう「認知症サポーター（対訳：Advocates）」を養成することです。 支えるといっても、介護などの専門性を要することではなく、近所に住む認知症の方などにちょっとした手助けができるように認知症の症状について学んでもらったり、認知症の危険因子・予防法を紹介して、症状が出始めた方でもできるだけ長く地域で暮らし続けられるような、「Ｗｉｔｈ認知症」の共生社会づくりを目指します。