ジャムズネットカナダのミッションステートメント

2017年9月24日の第一回理事会にて決定したジャムネットカナダの使命と活動内容及び会員入会基準は以下の通りです。また基礎資料として三つの資料を添付いたします。なお、
​当会の設立趣意書は、下段にあるアーカイブの中に掲載します。


ジャムズネットカナダの使命とそれを実現するための活動内容

1ジャムズネットカナダの使命と活動内容
ジャムズネットカナダは会員の日常的な情報交換を通して、カナダ在住の日本人・日系人の医療支援を行う。また、各地域ごとに会員相互の親睦を深め、交流を重ねることを通して、各地域に必要な活動を創り上げていく。あわせて、全体で取り組む具体的な活動内容として、以下の活動を充実させていく。

  1. カナダに住む一般の日本人の方々のために医療分野のさまざまなトピック、例えばメンタルヘルスや認知症等に関する教育的なセミナーやワークショップを行い、健康増進に寄与する。
  2. 家庭内暴力や薬物中毒などの健康問題に苦しむ個々人に対して、有用な情報、カウンセリング、そしてグループサポートプログラム等、にアクセスできるようにして、健康の増進に寄与する。
  3. 日本で医療的な訓練や教育を受けた学生がカナダでの資格認定を受けられるようにするための公的な奨学金やバーサリー(給付金)そしてその他の財政的な支援をすることによってカナダでの教育状況を改善していく。まずは各州の公的奨学金及びバーサリー 制度の調査研究及び会員への情報提供から開始する。


ジャムズネットカナダは世界に広がる他の同様な団体と協力して、カナダ在住の日本人・日系人の医療的、社会経済的、教育的なニーズを踏まえて、向上させようと努力することを展望していく。

2会員入会基準
ジャムズネットカナダへの入会に関しては、カナダ(周辺)在住の医療専門職を中心とし、その範囲を社会福祉、教育に広げ、ジャムズネットカナダのミッションステートメントに共鳴し、登記条項及び定款の趣旨を尊重してカナダにおける日本人・日系人コミュニティーに積極的に貢献したいと考える個人及び非営利団体、営利団体を受け入れることとする。新規の入会にあたっては、理事の推薦を基本とし、個人会員に対しては守秘義務の厳守と、営利を目的としないことを条件として求める。入会手続きに関しては、理事会にメンバーシップ委員会を設置し担当理事と名簿管理担当理事が協力して手続きを行う。

3 2020-2021年度の理事会の態勢
   2020年6月7日の総会で決定された理事会の態勢に関しては以下の通りである。(敬称略)

  • 【名誉議長】柴田ヘンリー隆典(りゅうすけ) マギル大学名誉教授 腫瘍外科医師
  • 【議長】傳法 清 モミジヘルスケア協会職員・ジャパニーズソーシャルサービス・特任オフィサー/コンサルタント、スピーチ・ランゲージ・パソロジスト
  • 【副議長】高野朋子  モントリオール地域担当理事 マギル大学教授 腎臓内科医師
  • 【バンクーバーBC地域担当理事】 橋本スティーブン次郎 バーナビーセンターファミリーナースプラクティショナー
  • 【トレジャラー兼メンタルヘルス委員会担当理事】許斐由紀子  臨床心理学博士
  • 【名簿管理担当理事】中村仁美  視能訓練士(日本)、イーホンセンター・アクティベーションワーカー
  • 【オタワ地域担当理事兼セクレタリー】シェーンホッファー由美      通訳・NAJCオタワ理事 
  • 【トロント、南オンタリオ地域担当理事】福島朋子 看護師、ジャパニーズソーシャルサービス理事
  • 【バンクーバーBC地域担当理事】​宍戸美千代 リッチモンド病院老年内科 看護師。2020年6月7日就任。
  • 【IT/Security担当理事】蜷川政仁理事は2021年3月31日をもって退任されました。ジャムズネットカナダ創設以来のご貢献に深く感謝申し上げます。

アーカイブ

第一回年次総会
​(在トロント総領事館にて)

仲本先生のご講演は会員用ページ参照

第二回年次総会
(在オタワ日本国大使館にて)
総会・記念講演の模様は会員用ページ参照

 第三回年次総会・記念講演会
(モントリオール・マギル​大学シダース キャンサーセンターにて)
議事録・記念講演資料は 会員用ページ参照

ジャムズネットカナダ趣意書

(2014年1月22日の第一回ジャムズネットカナダ総会にて承認)
 
1.カナダ邦人医療支援ネットワークの設立
 
2.目的:邦人医療関係者間の情報交換・連携。カナダ在留邦人の医療支援。
 
3.背景:カナダは日本に比べてはるかに医療アクセスが困難な状況にあり、在留邦人は苦労
    を強いられている。またメンタルヘルス上の問題は言語的・文化的背景の理解が必要
    であるため邦人によるカウンセリングが必要であるが、人材が少なく、かつ偏在して
    いる。医務官が約1年間各地域を巡回した結果、地域によっては邦人医師・看護師・
    カウンセラー等が少なからず活動していることが判明した。邦人医療関係者の一部は、
    コミュニティ支援・ボランティア活動の一環として他地域の邦人の相談を受けても良
    いとの意思表明をされている。

4.ネットワークの概要
 (1)名称:カナダ邦人医療支援ネットワーク(仮称、JAMSNET・Canada:Japanese Medical
    Support Network Canada)とする。
 (2)代表:傳法清Japanese Social Services(JSS)副会長とする。
 (3)事務局:大使館医務班として、メーリングリストの管理などを行う。
    (4)参加メンバー:カナダ(周辺)在住の邦人医療関係者の希望者・大使館医務班・大使館・
    総領事館の領事担当官とする。
 (5)活動内容:メーリングリストを通じて、互いの情報交換を行う。邦人からの相談を他 
    地域の専門家に照会、あるいは、他地域での受診の場合の紹介を行うことを可能とする。 
    随時、メンバー間の勉強会、一般邦人向け医療講演会なども行う。
 (6)他地域との連携:他国の同様な団体と連携することにより、他地域の医療関係者との
    情報交換を可能にし、照会・紹介先としても確保する。具体的にはNYのジャムズネット、
    NYメンタルヘルスネットワーク、ジャムズネット東京、医務官ネットワークなど。
 (7)有事・緊急事態の発生時:大使館・総領事館として邦人の被害状況の把握などの情報
    収集、邦人に対する情報発信に有効である。またテロや自然災害発生時、邦人支援の
    ためのボランティアが必要になった状況でのリソースとしてもネットワークは有効に
    機能することが期待される。(テロ・大規模災害、新型インフルエンザ、ハリケーン、
    スノー・ストーム発生時など)
 (8)他地域の事例:こうした官・民協同の邦人医療支援ネットワークとしては、(6)に
    挙げたジャムズネットがある。ジャムズネットは2006年1月に、米国日本人医師会が
    中心となりNY総領事館が側面支援する形で設立された邦人医療支援ネットワークである。
    帰国者を中心として2009年に立ち上がったのがジャムズネット東京である。
    現在、ボストン、トロント、バンコク、ベルリンなどの邦人支援団体と連携が行われている。